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WorldWatch News
【生態系】緊急に保護を要するオーストラリアの大サンゴ礁
ワールドウォッチマガジン

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オーストラリア政府は、世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフを魚類乱獲による破壊から守るための最初のステップをとった。最近まで、この広大なサンゴ礁の面積のわずか4.5%しか漁獲を禁止されておらず、残りの95.5%に生息する海洋生物は乱獲にさらされ、生息地が急速に劣化していた。しかし2003年6月、オーストラリアのケンプ環境大臣はグレートバリアリーフの保護区を30%に拡大することを発表した。
海洋学者と環境団体はこの措置を歓迎したが、これだけでは不十分だと論じている。乱獲はサンゴ礁破壊のいくつかの主要な原因の一つにすぎないと彼らは指摘する。地球温暖化、廃棄物の海洋投棄と沿岸からの排水、さらに観光みやげをあさる旅行客による破壊といった要因も、サンゴ礁の劣化につながっている。
オーストラリアの「緑の党」のブラウン党首は、この措置は沿岸部の工業と農業からの化学汚染物質の流出を減らすことも、地球温暖化の影響に対処することもできないと述べている。地球温暖化は、広域にわたって起きているサンゴの白化現象―熱帯海洋生物の多くの生息地となっているサンゴ組織体の死滅―と関連づけられている。
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